言わずと知れた日本を代表するロックバンド。
僕は今までミスチルを嫌いという人を見たことがない。
世に流行っているミュージシャンは聴かないという、こだわりがある人達にも評価が高かったりする。
こういったミュージシャンは少ないかと思います。
なぜ老若男女問わず受け入れられるのか?
メッセージ性はもちろん、その他に実験的要素があり遊び心がある曲を作り続けていることに要因があると思います。ファンを飽きさせないんでしょうかね?
例えば
Everything(It’s you)のサビ前に1/4拍子にする。
意外と拍子を変える曲が多い。他にはHEROなど
というわけで今回紹介するアルバムは、、、
「深海」
このレヴューを書くにあたって、ネットでこのアルバムの評価などを調べたところファンの間では評価が分かれる問題作?ともあった。
コンセプトに合わないとのことで売れに売れまくったシングル4曲
「Tomorrow never knows」「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」「【es】~ Theme of es ~」「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」
を収録しないということを行っている。
このメジャーデビューして初期の段階で
よほどのこだわりと自信、覚悟がなければこういう事ができないと思います。
さてアルバム収録曲紹介。
「シーラカンス」
Aメロ。ルートが変わらず安定したコード進行のはずが、不安定に聴こえるというなんとも奇妙な感じになる。
サビ前。 Dm - B♭ - F - C
シンプルなリフに乾いた音のドラム、サビ一発目ボーカルのシャウトにやられます。
そして得意の拍子を変えることによって、テンポを速くしたような感じにもなる。暗い感じでカッコイイ曲だ。。クラカッコイイ(笑)
「花 -Memento-Mori-」
Memento-Moriってラテン語で「死を思う」ってことらしい。
この曲もまたサビ前に仕掛けとります。
B♭add9 ― F ― Cadd9 ―Dm
ずっとCを使ってることによってサビに移行しやすくしているのでしょうかね?
賛否両論ありますが、良いアルバムに間違えありません。
何と言ってもミスチルですから!!